CEOInterview

代表インタビュー

創業から今日まで、私たちは地域のプロと共に産業を支えてきました。
日々激しく変化し続ける自動車整備業界の中で、更なる進化を目指して私たちと共に歩みませんか?
会社の未来について、代表取締役 藤木公啓が熱い思いを語りました。

思いやりや謙虚な心を持つ組織


ー これまでの人生を振り返った時、自身や会社が大切にされているモットーはありますか?活かされた原体験を元に教えてください。
 
 
私が会社員として働いていた頃は、働きやすさや人間関係を重視する職場環境ではありませんでした。数字を達成することを第一に求められたり、先輩から後輩へのフォローが丁寧ではなかったり、今のような働き方と大きく異なっていました。実は私自身、そのような環境で働くのが辛くなり、休職した経験があります。しかし、その経験があったからこそ、社長になった今は、社内が働きやすい環境になるよう努力しています。
 
会社という組織は、働く人々の人生と深い関わりを持つコミュニティではないでしょうか。時代背景もあるかもしれませんが、以前の弊社も、結果主義の側面がありました。これからは、社員一人ひとりへ目を向けていきたいと思います。そのためには、私を含めた全員が、思いやりや謙虚な心を大切に持って行動して欲しいですね。個々の意識が変わっていけば、会社の新しい文化が築かれていくと考えています。
 
 
 

小さな部品ひとつでもお客様に寄り添う


ー 社長が考える、「お客様の視点から見た藤木自動車商会」は、どのような印象なのでしょうか?
 
 
弊社の社員は、お客様から「日頃から付き合いやすくて信頼できる」とよく言われますね。その理由を考えてみると、ひとつは、社員同士が仲良く、コミュニケーションが取りやすい社風である点が挙げられます。上下関係が厳しいわけではなく、率直に意見交換しやすい雰囲気が流れているのではないでしょうか。もうひとつは、真面目さにあると思います。小さな部品ひとつでも親身になって対応したり、どういった部品が修理に必要なのかを一緒に考えたり、そういった毎日の積み重ねが、お客様からの信頼をいただいている所以と言えそうです。
 
なお弊社では、入社してから7ヶ月の間、新入社員研修を実施します。そして研修終了後は、すぐに通常業務を任せられます。さすがに最初は苦労しますが、先輩に質問したりするなかで、正しい部品にたどり着くまでの柔軟さが鍛えられます。比較的早い段階で、お客様に貢献できている達成感が得られやすいのも弊社の特徴です。

お客様が抱える課題を一緒に解決する存在に


ー 今の時代は、事業の経済性だけではなく、社会性も求められるようになっているようですが、その点については、どのように考えていますか?



みなさんも馴染みある自動車は、社会インフラとしての役割があります。そして何より、自動車の基本性能を発揮させるためには、正しい部品が正しく取り付けられている必要があります。つまり、我々のお客様である自動車整備業界は、社会インフラを支える必要不可欠な分野と言えます。にもかかわらず、社会的認知度が低く、この業界に就職したい人も少ないため、多くの課題を抱えているのが現状です。さらに、自動車産業は時代の潮目を迎えており、業界全体が対処していかなければならない問題は、より増えると予想されます。

 

ではどのように立ち向かっていくのか。一例としては、これまで部品を供給するだけだったところから、お客様の抱える課題を一緒に解決する”唯一無二”の存在になれるよう目指していきます。それらの課題を解決する流れで、お客様と共に社会的地位や業界のイメージを向上させていきたいです。

藤木自動車CEO
 

従来の事業だけでなく新たな価値の創造を


ー 変化が激しい時代で、会社が生き残っていく為の具体的な展望を教えてください。
 
 
時代に合わせて会社が変わるのはもちろん、会社が強くなっていくのが肝心だと考えます。そのためには、既存事業の強化に加え、新しい事業展開も行なっていきます。そのひとつが、ECサイトです。この新規事業は、お客様との接点を増やす目的を持っています。これまでは、電話が繋がる時しか注文できなかったところ、ECサイトを利用すれば、お客様の利便性は高まります。このように、創業から65年以上ものあいだ築いてきた地場の繋がりと、時代にあった技術をうまく融合させて、相乗効果を高めていきます。
 
ECサイトは利便性が上がる一方で、お客様が抱えられている経営課題の根本的解決には至りません。そこで我々が今後注力するのは、”提案型”の営業スタイルです。例えば、工場の生産性を上げるための最適なプランを提案するなど、お客様が本当に悩まれている課題の解決に向けたお手伝いをさせていただく。従来の業務も行いながら、新しい価値を創造していきます。ですので、現社員およびこれから入社する人は、物事の本質を見極める力を磨いていって欲しいと思います。
 
 

若い人材が新しい分野で活躍できる環境づくり


ー 会社として、新しい人材とどう共に成長していきたいですか?
 
 
新規事業の業務や社会課題に対する取り組みは、今後確実に増えていきます。特にSDGsに対する理解は、我々よりも若い人たちの方が進んでいるので、ぜひ積極的に関わって欲しいと思います。皆様が新しい分野で活躍することによって、今までに無かった知見がもたらされるのを期待しています。
 
また今後は、教育システムの整備も進めていきます。既に直近では、eラーニングを導入したり、自ら望めば成長しやすい環境へ改善している最中です。最終的には、社員一人ひとりが「自立・自律」して働ける会社になるよう精進していきます。

藤木自動車CEO
 

ー 社長からみなさまへメッセージをお願いします。
 
今この文を読んでいるあなたは、将来のプロです。
藤木自動車商会は、あなたと共に働ける未来を楽しみにしています。
まずはさまざまな角度から私たちを知って、興味を抱いてもらえると嬉しいです。

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